懐華樓についてページのヒーロー画像

金沢最大の茶屋建築

艶めいた茶屋が軒を連ねるひがし茶屋街。石畳の大通りのなかほどに、懐華樓はあります。ひがしの町割りが成立したのは1820年。今も往時の面影が色濃く残り、文化庁の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。格子越しの灯りと三味線の音も風流な夕暮れ時に、最もその趣を感じることができます。

築200年の懐華樓は金沢で一番大きな茶屋建築で、市の指定保存建造物です。藩政期、町家は平屋に限られていたことから、二階建ての建物が並ぶ風景は茶屋街独特のもの。光を取り込みつつ外からの視線を遮る出格子が、街並みに奥ゆかしさを添えます。

粋な設えと豪華な装飾

懐華樓では貴重な茶屋建築の設えを公開しており、ミシュランの旅行ガイドでも高く評価されています。鮮やかな朱塗りの階段をはじめ、豪華絢爛な客間、黄金の茶室など。洗練された室内装飾と調度品に、金沢らしい茶屋文化の美意識を感じることができます。

洗練された空間

大切なお客様とお過ごしいただくための贅を尽くした特別室です。ゆったりと流れる上質な時間をお過ごしいただけます。